4年越しのリベンジへ、日本代表DF塩谷が説く…「なんで俺を使わないんだ」の重要性

4年前から大きく変わった心情 「今回、出れないとなっても…」

「今回、出れないとなっても、それでも自分にできることをチームのためにやろうと思いますし、そういう『なんで俺を使わないんだ』という気持ちはすごく大事だと思いますけど、そういう思いを持っているなかで、チームのためにどれだけ自分にできることをやり続けるかが大事だと思う」

 塩谷自身の成長はさることながら、両大会における日本代表チームのムードや監督との距離感も心情の変化に少なからず影響を及ぼしているようだ。MF乾貴士(ベティス)やDF槙野智章(浦和レッズ)らは“森保流マネジメント”を称賛しており、そうした声が選手たちの口から自然に出てくる事実が、指揮官と選手の良好な関係性を雄弁に物語っている。

 前回大会の悔しさを胸に秘めながら、急遽招集された今大会ではチームのためにベストを尽くそうと努めている。4年越しの雪辱へ――30歳のDFは出場機会の有無にかかわらず全身全霊を注ぐ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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