余った交代枠に疑問、乾貴士と森保監督が直接問答 「不満じゃなく…」の舞台裏を告白
第1戦と第2戦で残った交代枠、乾が指揮官に質問 「ただの疑問として聞きに行った」
日本代表MF乾貴士(ベティス)は、UAEで開催されているアジアカップでいまだ出場機会を得ていない。交代枠を残したまま終えた第1戦と第2戦を受けて、乾は森保一監督に「疑問として聞きに行った」と語り、問答の舞台裏を告白している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
9日の初戦トルクメニスタン戦では交代枠を二つ残しながら3-2と逆転勝利を飾った一方、13日の第2戦オマーン戦でも交代枠を一つ残したまま1-0で勝利した。連勝の日本は17日の第3戦ウズベキスタン戦を前にして決勝トーナメント進出を決めている。2試合とも出番がなかった乾は、他の選手の思いを代弁した。
「みんな出たい思いは常にあると思う。それが当たり前だと思いますし、この2戦交代枠を残しましたけど、悔しい思いをしていることは間違いない」
負傷したMF中島翔哉(ポルティモネンセ)に代わり、5日に追加招集を受けた乾はそのまま10番を引き継ぎ、6日からチームに合流。昨夏のロシア・ワールドカップで2ゴールと活躍した30歳のアタッカーは、森保体制で初招集とあっても一切物怖じせず、自分のやり方を貫いている。その一つが交代枠を巡る監督とのやり取りだ。余った交代枠について、乾は指揮官に質問したという。
「普通に、ただの疑問として聞きに行った。(監督は)普通の反応でした。不満とかそういうのじゃなく、疑問として聞きに行っただけ」