“広島の象徴”森﨑兄弟がトークショー開催、「2019年に期待する選手」に挙げたのは?

川辺駿(左)、野津田岳人(右)【写真:Getty Images】
川辺駿(左)、野津田岳人(右)【写真:Getty Images】

兄・和幸氏はユース出身のテクニシャン川辺に「殻を破ってほしい」とリクエスト

 一方で兄の和幸氏が挙げたのは、昨季ジュビロ磐田への期限付き移籍から復帰したMF川辺駿だ。

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 川辺も野津田と同じ広島生まれ、広島ユース出身で、主力として大きな期待を背負う選手。しかし、昨季は開幕1カ月後にスタメン落ちし、その後はベンチスタートの試合が大半を占めた。それだけに、プロ7年目を迎える2019年にさらなる飛躍を遂げてほしいという。

「駿には殻を破ってほしい。昨年、悩んでいるなというのは練習場に行って感じましたし、プレーにも表れていた。今年は(野津田)岳人も帰ってきたので、同世代の選手とプレーすることで迷いなくやれて本来の自分の良さが出せるんじゃないかという期待はあります」

 ただ、自身が昨季まで18年間つけてきた「8番」が2019年は空き番になってしまったことには、複雑な胸中をのぞかせた。

「残念だったのが、今年8番が空き番になってしまったこと。8番をどうしようか、とクラブから相談はありました。僕の希望としては、レギュラーを取った選手につけてもらいたいと。駿が欲しがるのかなと思ったんですけど、何も言ってこなかったので(笑)。そういうとこでも殻を破ってほしいですね」

 和幸氏によれば、川辺の代わりに広島生まれのFW渡大生が「8番が欲しい」「僕が8番のイメージを変えます」と言っていたそうだが、結果的に渡の願いは今回実現しなかったようだ。

 城福浩監督を迎えた2018年はリーグ2位でシーズンを終えた広島。AFCチャンピオンズリーグ・プレーオフを勝ち上がっての本選出場、そして2015年以来のリーグ優勝を目指すうえで、森﨑ツインズが期待する野津田と川辺から目が離せなくなりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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