「友人の旅費負担」「噛みつかない」 大物10人がクラブと結んだ“奇妙な契約”を特集

(左から)ベルカンプ、スアレス、ネイマール、ロナウジーニョ、ポグバ【写真:Getty Images】
(左から)ベルカンプ、スアレス、ネイマール、ロナウジーニョ、ポグバ【写真:Getty Images】

海外メディアがライバルへの移籍阻止など珍しい条項に注目

 レアル・マドリードは先日、U-21スペイン代表MFブラヒム・ディアスをマンチェスター・シティから獲得した。報道によれば、その契約にはレアルが将来的にディアスを他クラブに売却する場合、移籍金の15%をシティに支払うという契約条項が設けられている。ただし、“同都市のライバル”であるマンチェスター・ユナイテッドへ売却する場合に限り、シティには移籍金の40%が支払われるという奇妙な条項が含まれているという。

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 この情報に乗じて衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は、有名なサッカー選手の契約に含まれた奇妙な契約条項10選を紹介。ブラジル代表FWネイマールやウルグアイ代表FWルイス・スアレスらの契約に含まれた、珍しい条項を紹介している。

 まず、ディアスのようにクラブによって対応が変わる条項が含まれているとされるのが、リバプールのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバだ。

 リバプールは、2014年にアーセナルとスアレスの獲得を争ったことがきっかけとなり、フィルミーノには8300万ポンド(約116億円)のオファーに限って移籍を了承する条項がある。ただし、アーセナルとだけは交渉を禁じるという条件が入っているようだ。またポグバは、ユベントス時代にパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍する際に限っては、追加料金を支払わなければいけないという条項が入っていたとされている。

 その他にはプライベートな条項が含まれているものもある。例えば、ネイマールはバルセロナ加入時に彼の友人が2カ月ごとにブラジルから訪問する経費をすべてクラブが支払うという条項が含まれていたようだ。また、ネイマールがコーチに異議を唱えなかった場合にも、200万ポンド(約2億8000万円)が支払われる条項が盛り込まれていたという。

 奔放な生活をしていた元ブラジル代表FWロナウジーニョは、フラメンゴと契約する際に自分から「夜間外出は週に2回のみ」という条項を記し、クラブが大喜びしたという逸話も残っている。

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