第1子誕生のフットサル日本代表GK 同点時の“揺りかごダンス”で「絶対に負けられないと…」

ゴールが決まり、揺りかごダンスを披露した【写真:河合拓/Futsal X】
ゴールが決まり、揺りかごダンスを披露した【写真:河合拓/Futsal X】

1月4日に長男誕生を知ったGK関口は、好セーブでチームの年間1位に貢献

 名古屋オーシャンズは6日に行われたFリーグ・ディビジョン1の第28節フウガドールすみだ戦に4-3で勝利し、勝ち点を74まで伸ばした。この結果、2位の大阪との勝ち点差は5試合を残して「16」まで開き、名古屋のレギュラーシーズン1位が確定した。すでにプレーオフ進出を決めていた名古屋だが、これにより2月23日、24日のプレーオフ・ファイナルにシードされることとなった。

 試合終了のブザーとともに、歓喜に沸いた名古屋の選手たちだったが、この日はすみだのアグレッシブなプレーに苦しめられた。4-3でリードしていた試合終盤には、すみだがフィールドプレーヤー(FP)のボラをGKにしたパワープレーを仕掛け、同点ゴールを狙いに来た。名古屋にとって最大のピンチは19分、FPガリンシャの浮き球のボールをボラがボレーで捉えた時だった。鋭いシュートが枠を捉えたが、これに日本代表GK関口優志が反応。ボールを枠外に弾き、ゴールを死守した。

 1点差での勝利に貢献した関口には、この試合にどうしても勝ちたい理由があった。彼に吉報が届いたのは、試合の2日前、出産のため、北海道に帰省していた妻が長男を出産したという連絡だ。2019年の初戦、さらに長男誕生直後の試合。ビッグゲームに強い関口が、燃えないはずはなかった。そのニュースを知ったFP西谷良介とFPヴァルチーニョは、「俺たちがゴールを決めたら、揺りかごダンスをやってやる!」と宣言しており、西谷のゴールが決まった時に、ピッチ上の4選手が揺りかごダンスを披露した。

 こうしたパフォーマンスは通常、勝ち越した時にすることが多い。だが、この西谷のゴールが決まったのは、1-1の時だった。そんな局面でもパフォーマンスができるというのは、それだけ名古屋の選手たちが自信を持っているという証拠だろう。ただし、チームメートたちの祝福の輪に加わり、笑顔を見せた関口は、喜びながらも同時に「(パフォーマンスをやった以上)勝ち切らないと、何を言われるか分かりません。絶対に負けられないという緊張感が出ました」と、気を引き締め直していたことを明かしている。

 過去11度のリーグ戦のうち、10度を制している“絶対王者”名古屋は、相手に攻め込まれる回数が少ないチームだ。GKにとっては、集中を切らさずにプレーし続けるのが、難しい状況でもある。それでも関口は「名古屋に加入して3年目。少し慣れてきましたね」と、自身が、強者のスタイルに馴染んできたと言う。試合終盤のビッグセーブについても、「最後、ボラがしっかり当ててくると思っていたので。しっかりボラが蹴るところが見えていましたし、止まって構えることができたので反応できました」と、振り返った。

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