レアル伝説的FWミヤトビッチ、“ガラスのエース”ベイルに苦言 「リーダーには程遠い」
レアル伝説的FWミヤトビッチ、“ガラスのエース”ベイルに苦言 「リーダーには程遠い」
かつてレアル・マドリードに所属した伝説的なストライカーである元ユーゴスラビア(セルビア・モンテネグロ)代表FWプレドラグ・ミヤトビッチ氏が、エースとして期待されるウェールズ代表FWガレス・ベイルに言及。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍した中で、「ベイルがレアルのようなチームでリーダーになるには程遠い」と苦言を呈した。衛星放送「FOXスポーツ」がスペインのラジオ番組「エル・ラルゲロ」のコメントを伝えている。
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レアルは現地時間3日、延期されていたリーガ・エスパニョーラ第17節の敵地ビジャレアル戦に臨み、元フランス代表FWカリム・ベンゼマとフランス代表DFラファエル・ヴァランがゴールを奪うも、守備陣が耐え切れず2-2のドローに終わった。ベイルは左ふくらはぎの負傷により前半だけで交代。後半戦に向けて暗雲の立ち込めるスタートとなっている。
相変わらず故障の多いベイルに苦言を呈したのが、クラブOBのミヤトビッチ氏だ。今季ここまでリーグ戦4ゴール、UEFAチャンピオンズリーグで3ゴールにとどまっており、昨夏にクラブを去ったロナウドの穴を埋める存在になれるかどうか疑問に思っていると明かした。
「ベイルに関しては残念だ。私は彼が好きだよ。だけど、クリスティアーノが去った後、レアル・マドリードのようなチームのリーダーになるには程遠いね。彼が頻繁に怪我をすることは心配だよ」
またミヤトビッチ氏は「今年のレアル・マドリードを見るのは困難だよ。彼らは前半が良くても、我々が彼らはこのまま続けてくれるだろうと思った時にプレーをせずに悲惨な後半になる時がある」とチーム状況にも言及。ベイルだけでなく、チームのプレーに納得がいかない様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)