「もうラモスの動画は見ていない」 鹿島内定の流経大柏DF関川に生じた変化と責任感

徳島市立に逆転勝利もDF関川郁万には一切笑顔はなかった【写真:Football ZONE web】
徳島市立に逆転勝利もDF関川郁万には一切笑顔はなかった【写真:Football ZONE web】

徳島市立相手に逆転勝利も笑顔なし「今日でもう無失点優勝はなくなってしまった」

 試合終了を告げるホイッスルが鳴り響き、鮮やかな逆転勝利を決めた瞬間、安堵の表情を浮かべる流通経済大柏(千葉)の選手たちのなかでただ1人、DF関川郁万には一切笑顔はなかった。歓喜に沸く観客を前にしても、まるで敗者のような顔だった。

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 流経大柏は2日、第97回全国高校サッカー選手権2回戦で徳島市立(徳島)と対戦。後半16分に先制点を許すも、その後2得点を奪い、2-1の逆転勝利で優勝候補の勝負強さを見せつけた。しかし、関川の口から試合後に発せられた言葉は、非常に厳しかった。

「失点に苛立っている。無失点への思いはこの大会の誰よりも大きかった。でも、今日でもう無失点優勝はなくなってしまった。優勝したとしても、それはただの優勝」

 ミックスゾーンでは、かたや徳島市立唯一のゴールを挙げたFW岡健太がやり切った表情で清々しく報道陣の質問に応じ、勝利チームの関川は険しい表情を浮かべる、奇妙なコントラストが生じていた。圧倒的な空中戦の強さを発揮し、大会屈指の“エアバトラー”として存在感を放った関川だが、失点の現実は受け入れ難いものだったようだ。

 前回大会では、2回戦で大分西(大分)に3-0で勝利した試合後、関川は終始笑顔で取材に応じていた。あれから1年、アジア王者・鹿島アントラーズの加入内定を勝ち取っている18歳のなかでは、3年生として確かな変化と責任感が生まれていた。

「去年は自分勝手というか、のびのびプレーしていて、とにかく自分の力を発揮することに集中していた。でも、今年はチームを勝たせるためにピッチに立っている。自分がダメでも、チームが勝ってくれればそれでいい。ただ、だからこそ、失点した怒りを忘れてはいけない。1失点でもしたら、チームに2点も取らせないといけないことになる」

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