アジアで苦戦する日本代表、堂安律に生まれた率直な疑問――「なんで勝てないんだろう」
「すごく鮮明に覚えている」のは前回優勝の2011年大会 堂安が当時の思いを明かす
森保一監督率いる日本代表は、来年1月にUAEで行われるアジアカップで2大会ぶりの優勝を狙う。そんな日本のキーマンの一人として注目を集めるのが20歳MF堂安律(フローニンゲン)だ。これまでのアジアカップをテレビ越しに見ていた若武者は、「なんで勝てないんだろうと思った自分がいた」と当時の思いを率直に明かしつつ、それから変化した心情も口にした。
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ロシア・ワールドカップ(W杯)後に発足した森保体制で日本代表デビューを飾った堂安は、右サイドハーフを主戦場にアジアカップで活躍が期待されている。新体制下で初の公式大会となるが、堂安も「W杯が終わってから一番目標としていた大会。目の前にチャンスがある」と意気込む。
「自分の力で証明してやるという強い気持ちがある。もちろん、チームファーストで考えてプレーしますけど、そのなかで自分が一番貢献したと思われるようにやっていきたい」
そんな堂安にとって、一番印象に残っているアジアカップは前回優勝の2011年大会だという。「タフな大会だったというイメージがある。すごく鮮明に覚えている」と振り返る。その一方で当時中学生だった堂安は、苦戦を強いられる日本代表にある思いも抱いていた。
「テレビ越しに見ていた。なんでこういうチームに勝てないんだろうと思った自分がいたのを正直覚えている」
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