レアルMFモドリッチ、契約延長オファーを拒否 インテル移籍&中国行きを海外紙予想
インテル行きの噂が再燃、年俸13億円の2年契約でイタリアへ渡るとスペイン紙が報道
今年のバロンドールを受賞し、“世界最高のプレーヤー”と称されるクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、レアル・マドリードとの契約延長交渉に入ったようだ。しかし、最初にクラブから提示されたオファーを断わったと、スペイン紙「AS」が報じている。
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レアルとモドリッチの現行契約は2020年6月まで。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇達成などから来るモチベーションの低下により、移籍を希望しているとも報じられ、今夏にはセリエAの名門インテルが獲得に本腰を入れたとして最後まで注目を集めていた。
最終的にモドリッチはレアル残留を決め、今季もゲームメーカーとしてチームを牽引している。その最中に行われた1回目の契約延長交渉で、クラブ側が提示したオファーに「ノー」と回答したという。記事では、33歳のモドリッチは年俸1000万ユーロ(約13億円)で2年契約を提示するであろうインテルへ移籍し、その後に中国へと渡って数年間プレーして引退するのではないかと、世界最高峰の選手が画策するキャリアプランを報じた。
残りの契約期間が1年半となっているモドリッチだが、クラブ側が契約満了によって放出することは考えにくく、近いうちにレアルと契約を延長するか、あるいは高額の移籍金が発生する来夏までに移籍するかの分岐点になる。まだ1回目の交渉とはいえ、レアルが提示した契約延長のオファーを断ったことで、来夏の流出の噂が再燃したようだ。
インテルにはクロアチア代表DFシーメ・ヴルサリコや同代表MFイバン・ペリシッチといった、ともにロシア・ワールドカップ(W杯)を戦った盟友たちが所属する。「AS」紙が報じたように、モドリッチはマドリードを離れてインテルへ移籍し、ゆくゆくは中国スーパーリーグへ参戦することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)