長友佑都、アジア杯へ不退転の覚悟と危機感 「活躍できなかったら、もう代表に呼ばれない」
28日から合宿に合流、一時戦線離脱もコンディションの回復ぶりを強調
森保一監督率いる日本代表は28日に国内合宿3日目を終えたなか、この日合流したDF長友佑都(ガラタサライ)が「アジアカップで活躍できなかったら、もう代表に呼ばれない」と不退転の覚悟を口にしている。
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長友は10月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節シャルケ戦(0-0)で相手のクロスを阻止した際、そのままピッチに倒れ込んで途中交代。病院で肺気胸と診断され、胸腔鏡手術を受けたことをクラブが発表していた。
11月の代表戦で欠場を余儀なくされた長友だが、同月下旬に戦線復帰。その後はコンスタントに出場を重ね、今回の合宿に合流した。「問題があったら、来ていないです。順調に回復しています」と自身のコンディションを語った長友は万全を強調した。
その一方で、2011年大会以来の優勝を目指す1月のアジアカップに向けて、「(チームが)良い状態なのは嬉しいけど、壁に当たっていない」と不安材料を口にした。また32歳の長友は、自身にとっての今大会を“ラストチャンス”のように捉えているという。左サイドバックとして不動の地位を築いている長友だが、「このアジアカップで活躍できなかったら、もう日本代表に呼ばれないと思っている」と断言した。
「それは世間一般の考え方というか、年齢の部分もね。僕自身はそんなの関係ねえと思っていますけど、実際には関係ある部分。アジアカップで良いパフォーマンスを出せなければ、もう代表には呼ばれないという覚悟でいます」
2022年のカタール・ワールドカップ出場を見据える男は、若手以上に決死の覚悟でアジアカップに臨む構えだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)