「柴崎がレアル陣営の前でダンス」 16年クラブW杯の鹿島の健闘を海外メディア回想

2016年大会では当時鹿島に所属していた柴崎がレアルから2ゴールを挙げる活躍を見せた【写真:Getty Images】
2016年大会では当時鹿島に所属していた柴崎がレアルから2ゴールを挙げる活躍を見せた【写真:Getty Images】

クラブW杯初対戦となった2016年、柴崎が欧州王者から2ゴールを奪い強烈なインパクト

 2018年のFIFAクラブワールドカップ(W杯)決勝は、現地時間22日に欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と開催国王者アル・アイン(UAE)が対戦する。レアルは前人未到の大会3連覇が懸かるなか、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版はレアルと鹿島アントラーズが激突した2016年大会決勝を振り返っている。

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 現地時間19日の準決勝、レアルはウェールズ代表FWギャレス・ベイルのハットトリックで2度目の対戦となった鹿島を3-1で破り、決勝に駒を進めた。両者の初顔合わせは、2016年大会の決勝だった。

 レアルの圧倒的優勢が予想されていたが、延長戦までもつれる熾烈なシーソーゲームに。最終的に欧州王者の意地を見せて4-2で勝利したが、鹿島の健闘は世界を驚かせた。

 記事では、「アントラーズにとっては歴史的な瞬間だった」と紹介。「6万8000人が横浜で声を枯らすほどの歓声を送っていたが、開始早々にベンゼマがスタジアムを静まり返らせる先制点を奪い、鹿島は想定しうるなかでの最悪のスタートを切っていた」と指摘しつつ、そこから日本代表MF柴崎岳(現ヘタフェ)が異彩を放ったことにも触れた。

「このまま圧倒されるかと思われたが、むしろゲームは白熱することになる。柴崎が前半終了間際の一撃で同点とすると、後半開始早々にレアルへ正真正銘の衝撃を与える。40メートルの良質なロングボールから、柴崎が舐めてかかるレアル陣営の前でダンスしてかわすと、ボックス外からの強烈な一振りでナバスを沈め、日本人ファンに熱狂をもたらした」

 レアルに屈したとはいえ、同局は当時鹿島が残した強烈なインパクトを改めて強調していた。

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