鹿島が一矢報いるも…ベイルの圧巻ハットでレアル3-1快勝 クラブW杯3連覇に王手

ハットトリックを達成したFWベイル【写真:Getty Images】
ハットトリックを達成したFWベイル【写真:Getty Images】

2年ぶりの再戦でベイルが貫禄の3ゴール、土居が反撃の一撃を決めるも完敗

 アジア王者の鹿島アントラーズは現地時間19日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦したが、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルにハットトリックを許し、1-3で敗れた。

 鹿島は2016年大会で開催国代表として決勝に進出しレアルと対戦。延長戦の末に2-4で敗れたリベンジマッチとなる。鹿島は右サイドバックにDF西大伍、左サイドハーフにMF安部裕葵を起用して初戦のスタメンから2人変更。一方のレアルは主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスやクロアチア代表MFルカ・モドリッチら主力が先発メンバーに名を連ねた。

 立ち上がりにエンジンがかかっていないレアルを鹿島がいきなり襲った。前半2分、FWセルジーニョがボールを持つとレアル守備陣が逡巡する間にペナルティーエリア内にボールを持ちこみ、いきなりシュート。しかし、これはわずかにGKティボー・クルトワに触られて外れ、チャンスを逸した。

 その後も鹿島は全体的に緩慢なレアルの守備を利して敵陣で前を向ける場面が増えた。レアルはFWカリム・ベンゼマが左サイドに流れて起点を作る場面を増やしたが、全体にペースが上がらない。攻撃面では、ベンゼマが少し距離のある位置から強引に狙うシュートが数本放ち、FWギャレス・ベイルが強引に中央へ割って入るようなプレーがあるくらいだった。

 前半30分を過ぎたくらいから少しペースを上げたレアルは同44分、左サイドでボールを持ったベイルがDFマルセロとのワンツーで裏に突破。そのまま角度のないところから左足シュートを決めて1-0とし、鹿島は最悪の時間帯に先制点を奪われてハーフタイムに突入した。

 後半開始から鹿島はDF内田篤人をMF永木亮太に代えて投入し、西をボランチに配置する5日の天皇杯準決勝の浦和レッズ戦と同様の布陣に変更した。しかしレアルは後半4分、再びベイルが左サイドを突破して中央へ。最後はベンゼマが右足シュートを狙ったが、DF山本脩斗がゴールライン際で辛くもクリアした。

 すると同8分、山本のバックパスがGKクォン・スンテとDFチョン・スンヒョンの間の中途半端なところに飛び、両者が処理にいってこぼれたところをベイルに奪われ、そのまま無人のゴールに流し込まれた。すると同10分には中央で短くつながれ、マルセロのショートパスを受けたベイルに豪快に蹴り込まれ、ハットトリックとなる3点目。世界トップクラスの相手に対し、最も避けるべきミスからの失点を契機に0-3と一気にビハインドが広がった。

 レアルは同15分にベイルに代えてFWマルコ・アセンシオを投入し、“お役御免”となった。その後はレアルの攻勢も落ち着いたが、安定したボールキープにより鹿島は攻撃の手を失っていった。しかし、そのアセンシオが足を痛めて同29分に交代を余儀なくされるアクシデントも起こった。

 鹿島は同33分にMFレオ・シルバが上げたクロスをファーサイドでMF遠藤康が折り返したところ、MF土居聖真が持ちこんでゴール。一度はオフサイドと判定されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言でオフサイドが取り消され、ゴールが認められた。3点差から一矢を報いた鹿島だったが、反撃もこの1点まで。試合は3-1でレアルが勝利し、大会3連覇に王手をかけた。

 これにより現地時間22日の決勝戦は、レアルと開催国代表アル・アイン(UAE)が対戦し、鹿島は3位決定戦で南米王者リーベル・プレート(アルゼンチン)と対戦する。

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(Football ZONE web編集部)

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