- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 「安部は鹿島の秘密兵器」 レアル贔屓紙が19歳の才能を警戒「右足にミサイルを持つ」
「安部は鹿島の秘密兵器」 レアル贔屓紙が19歳の才能を警戒「右足にミサイルを持つ」
クラブW杯準決勝での対戦を前に鹿島MF安部を特集
アジア王者の鹿島アントラーズは現地時間19日、FIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)との大一番に臨む。2年前の同大会決勝と同じカードになった試合を前に、スペイン紙「AS」は「鹿島の秘密兵器」として19歳MF安部裕葵を特集している。
18日に行われた「2018Jリーグアウォーズ」では、ベストヤングプレーヤー賞を受賞した安部。17年に鹿島へ加入すると、今季はキレのあるドリブルやゴールへの積極的な姿勢を見せて、Jリーグ屈指の強豪で躍動してみせた。その勢いはクラブW杯でも変わらず、15日の準々決勝グアダラハラ(メキシコ)戦では0-1で迎えた後半開始から途中出場。チームの雰囲気をガラリと変えてみせると、後半39分にはゴール左45度から華麗な一撃を決めて3-2の逆転勝利に大きく貢献した。
レアル寄りの論調で知られる同紙も、「大岩(剛監督)は経験豊かな(ブラジル人FW)レアンドロを代えて鹿島の若きスターである19歳の安部を投入した。大岩の大胆な采配だったが、安部が3点目を奪った鹿島は3-2で勝利し、レアルが待つ水曜日の準決勝進出を決めた」と安部のグアダラハラ戦での活躍を紹介。加えて、安部がレアルに脅威を与える存在になると伝えている。
「大岩はレアル戦で安部を解き放つ以外ないだろう。彼のダイナミズム、ディフェンダーと競う能力、猛烈なシュートは、今シーズンなかなか上手くいっていないレアルの4バックを酷く不安定にさせるだろうし、19歳のディテールを分析する時間はほとんどない」
また安部のプレーについて、「両足が使えて右足にはミサイルを持っている。また彼は非常に速く、ディフェンダーをかわすのも得意だ」と表現。クラブW杯3連覇を狙うレアルを安部が翻弄することになるのか、世界的名門との一戦に注目したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)