怪我に泣いた悲運の元イタリア代表FW セリエCクラブで再出発の可能性浮上
31歳となった無所属のG・ロッシ、伊3部ユーベ・スタビアが獲得に名乗り
元イタリア代表FWジュゼッペ・ロッシが、3部相当のセリエCから再スタートを切る可能性が高まったという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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現在31歳のロッシは、2008年には北京五輪で得点王になるなど若き日から点取り屋として名を馳せた。特に07年から13年に所属したスペインのビジャレアルではエースとして躍動し、イタリア代表にもコンスタントに選出されてきた。
しかし、彼を悩ませたのが膝の負傷だった。11年に右膝の前十字靭帯を損傷すると、翌年にも同じ箇所を負傷。合計で1年以上の治療とリハビリに苦しんだ。その後、母国のフィオレンティーナで復活したものの、14年には開幕前の負傷で1シーズンを欠場。さらに16年4月には再び膝の靭帯を断裂するという悪夢に見舞われた。昨季はジェノアと契約したものの、今夏の時点で契約満了。現在は所属チームがない状況にある。
そんなロッシの獲得に手を挙げたのが、セリエCのユーベ・スタビアだという。すでにクラブの副会長がその動きを認めており、契約は今シーズン限りであるものの、クラブがセリエB(2部相当)に昇格した場合は自動的に更新される条件を提示しているという。
現在、ユーベ・スタビアはセリエCのグループCにおいて2位と、好調なシーズンを送っている。怪我に泣いてきたストライカーは、母国の3部からキャリアの再生を図りトップシーンに戻ってくることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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