ELで3発の南野拓実、ザルツブルク同僚が称賛 「並外れて強いパフォーマンスだった」

ザルツブルクFW南野【写真:Getty Images】
ザルツブルクFW南野【写真:Getty Images】

ローゼンボリ戦でハットトリックの南野は「凄かった」 同僚DFライナーが賛辞

 ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は、現地時間8日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節のローゼンボリ(ノルウェー)戦でハットトリックを達成した。同選手の活躍について、同僚も「凄かった」と驚きを示し称賛している。

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 南野は試合開始わずか6分に、ドリブルからの右足シュートで最初のゴールを決めると、同19分には自身の右斜め後方から届いたロングパスを左足のダイレクトボレーで合わせる華麗な一撃で追加点。3-0で迎えた同45分にも流れるようなパス交換からペナルティーエリア内に侵入してネットを揺らし、ハットトリックを達成してみせた。

 南野は後半にも相手のオウンゴールを誘発するなど4得点に絡む活躍を披露し、チームの5-2快勝に大きく貢献した。

 オーストリア紙「ザルツブルガー・ナハリヒテン」によれば、同僚のオーストリア代表DFシュテファン・ライナーは試合後、「この試合で僕らは大いに盛り上がった。良い形で試合に入ったし、相手を苦しめた。僕らは常に100%の力を出さなくてはならない。そうしないと、こういうパフォーマンスにはならないからね。完全に報われたよ。このチームにはクオリティーがある」と勝利を喜ぶと、「特に凄かったのはタクミ・ミナミノだ。並外れて強いパフォーマンスだったよ」とコメント。UEFA主催試合で初の1試合3得点、今大会通算4ゴール目となった南野を称えていた。

 なお、クラブ公式ホームページによれば、南野は「もちろん、今日は僕にとって素晴らしい日となった。自分がゴールを挙げてチームに貢献できたのでなおさらだ。UEFA主催大会で1試合3得点を挙げた初の日本人選手になったことを、とても誇りに感じている」と述べている。

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