移籍後初ゴールのバルサ新鋭FWマルコム、“歓喜の涙”が話題 「僕の夢が始まった」
CLインテル戦、後半36分から出場するとファーストタッチで先制弾の大仕事
バルセロナは現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4戦インテル戦で1-1のドローに持ち込み、一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。今季ボルドーから加入したブラジル人FWマルコムは先制ゴールを決めたが、バルサでの公式戦初得点直後に思わず涙してしまったことが現地で話題になっている。
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この日のバルサは敵地ジュゼッペ・メアッツァでボールを支配するものの、インテルの粘り強い守りの前に膠着した展開が続いた。それを打開したのはマルコムだった。後半36分にフランス代表FWウスマン・デンベレと代わってピッチに送り出されると、その2分後のファーストタッチでいきなり大仕事をする。
ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのボールキープから左サイドでフリーとなったマルコムがボールを受けると、得意のドリブル突破を発動。ペナルティーエリア内に入ると巧みな身のこなしで相手マーカーを幻惑しつつ左足シュートをゴール左隅に流し込み、バルサに待望の得点をもたらした。
このゴール以上に取り上げられているのは、直後のマルコムの表情だ。ゴールを決めたマルコムはピッチサイドに走り喜びを露わにする……かと思いきや、両手で顔を隠したまま。チームメイトからの祝福を終えると、目には明らかに熱いものが浮かんでいた。地元の贔屓紙で知られる「ムンド・デポルティーボ」も「仲間が集まってきた間、彼は感情を隠すために覆っていたのだろう」と描写している。