マレーシア杯決勝、失意の相手に挑発ダンス 動画や写真拡散で波紋「滅多に見ない行為」

マレーシアカップ決勝での挑発的な行為が物議を醸している(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
マレーシアカップ決勝での挑発的な行為が物議を醸している(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

マレーシア杯延長終了間際の同点劇、うなだれる相手に対して2選手が「非道徳的行為」

 マレーシアサッカー協会主催のカップ戦であるマレーシアカップ決勝が27日に行われ、延長戦を経てPK戦の末にトレンガヌFAを下したペラが栄冠を手にした。しかし延長後半の終了間際、ペラに劇的同点ゴールが生まれた直後、地面にがっくりとうなだれた相手の目の前で挑発的な行為を見せ、その様子を収めた動画や写真が拡散して物議を醸している。

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 試合はトレンガヌが主導権を握り続ける展開となった。前半にトレンガヌが2点を決めた一方、劣勢のペラは後半早々に1点を返すと、終了間際に同点弾を決めて延長戦に突入。延長前半6分にトレンガヌがゴールを決めてリードを奪うも、後半終了間際にドラマが待っていた。

 最後の猛攻を見せるペラは右サイドから低いクロスを入れる。ニアサイドで両軍の選手が競り合うとボールは後方にそのまま流れ、背後にいたトレンガヌの選手に当たって自軍のネットを揺らすオウンゴールとなった。

 ペラにとっては、90分間の後半終了間際に生まれた同点弾に加え、延長後半終了直前の同点劇とあって大興奮。痛恨のオウンゴールを献上したトレンガヌのモンテネグロ人DFイゴール・ゾンジックが頭を抱えて地面にうなだれるなか、ペラの2選手が腰を振るようなパフォーマンスを目の前で行なった。侮辱行為と判断した主審はイエローカードを提示している。

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