“リベロ”長谷部がまたも躍動 大ピンチを救う“危機一髪クリア”に海外称賛「別格」

公式戦3試合連続で先発出場のMF長谷部誠【写真:Getty Images】
公式戦3試合連続で先発出場のMF長谷部誠【写真:Getty Images】

ホッフェンハイム戦の後半19分にバックヒールシュートを回り込んでスーパークリア!

 ドイツ1部フランクルトは現地時間7日、ブンデスリーガ第7節でホッフェンハイムを2-0で下した。公式戦3試合連続でリベロとして先発出場した元日本代表MF長谷部誠は、あわや失点の大ピンチで相手選手のバックヒールシュートをゴールライン前で防ぐスーパーセーブを披露。海外のフットボールアナリストも「フランクフルトにとってハセベは別格」と称賛している。

 現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で強豪ラツィオ(イタリア)相手に4-1で快勝したフランクフルトは、敵地で若き名将ユリアン・ナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムと対戦。長谷部は公式戦3試合連続で3バックの中央に入った。

 序盤はホッフェンハイムに押し込まれたが、フランクフルトは前半40分にセルビア代表FWルカ・ヨビッチの浮き球のパスに抜け出したクロアチア代表FWアンテ・レビッチが飛び出してきた相手GKの頭上を抜く絶妙なループシュートで先制。さらに、後半開始早々には、クロスのこぼれ球にヨビッチが右足を振り抜いて2-0と突き放した。

 1対1で体を張った守備を見せた長谷部は、ホッフェンハイムにサイドを崩された後半19分にはハンガリー代表FWアダム・サライのバックヒールシュートを先回りしてコースに入り、ゴールライン手前で左足を出してブロック。こぼれ球をドイツ代表GKケビン・トラップがキャッチしてピンチをしのいだ。後半19分にヨビッチが2枚目の警告で退場となり、数的劣勢を強いられたフランクフルト。同37分に1点を返されるもなんとか2-1で逃げ切り、今季初の公式戦3連勝を飾った。

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