ベイルが明かす昨季CL決勝“オーバーヘッド弾”の舞台裏 原動力となったのは「怒り」

昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプール戦で決めたオーバーヘッド弾の舞台裏をベイルが語った【写真:Getty Images】
昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプール戦で決めたオーバーヘッド弾の舞台裏をベイルが語った【写真:Getty Images】

英紙のインタビューで当時の心境を告白 「僕は先発に相応しい状態だった」

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、英紙「デイリー・メール」の独占インタビューに応じ、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のリバプール戦で決めたオーバーヘッド弾の舞台裏を初めて語った。

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 2017-18シーズン、ベイルは直近の公式戦3試合で4ゴールを決め絶好調でキエフでのCL決勝に臨んだ。ベンチスタートだったベイルは1-1で迎えた後半16分から出場したが、そのわずか3分後、ブラジル代表DFマルセロのクロスからゴールに背を向けたまま左足で豪快なオーバーヘッドキック。大一番の緊迫した場面で、ゴール左隅に強烈な一撃を突き刺す文句なしのゴラッソを披露した。

 同紙のインタビューでベイルがまず語ったのは、この歴史に残る見事なオーバーヘッドキックによる一撃を生み出すことになった原動力についてだ。当時のジネディーヌ・ジダン監督に、ベンチから送り出された時の心境をこう明かした。

「怒りだ。とても怒っていたんだ。僕はあの試合で先発するに相応しい状態だった。その前にゴールも決めていたんだ。だから、その怒りを脇へ置いておくのはすごく難しかった」

 オーバーヘッドキックによるゴールを決めたのは、キャリアで初めてだったというベイル。一つひとつ、当時の様子を振り返りながら「まずボールを足もとに収めて、それから何かを仕掛けるという選択はできる。でも、(相手に)囲われてしまうという状況が分かっていたら、とにかく何かをやらなきゃいけないんだ。何もしなかったら何も起こらない。考えていても何も生まれない。ベストな結果を出す時には行動で示さなきゃいけないんだ」と述べた。

「(シュートを打った時)どこにボールが行ったのか正確に分かっていたよ。動画で見れば分かるだろうけど、僕の頭はボールの飛んだ方向をしっかりと向いていた。それに蹴った瞬間、良いシュートだって分かっていたよ」

 そして、ボールがゴールネットを揺らした瞬間に、「ほんの一瞬だけどすごく不思議な静寂があった」とコメント。「その後、すべてが爆発したんだ。マルセロとトニ・クロースが走っていたのを覚えているよ。こっちに来るのが見えたし、それからみんなが上に乗っかってきたんだ」と詳細に思い返した。

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