「僕の感覚もあるので…」 森保ジャパン最年少DFが“下剋上宣言”「大きな差はない」

森保ジャパン最年少のDF冨安健洋【写真:Getty Images】
森保ジャパン最年少のDF冨安健洋【写真:Getty Images】

シント=トロイデンで成長を遂げる19歳DF冨安、「試合に出るチャンスはある」と自信

 ロシア・ワールドカップ(W杯)を終えて再スタートを切った日本代表は11日、森保一新監督の下で国際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)に臨む。待望の初陣を迎えるなか、森保ジャパン最年少DF冨安健洋(シント=トロイデン)は「年齢は関係ない。大きな差はないと思っている」と“下剋上宣言”をしている。

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 9月シリーズの招集23人の中で最年少となる19歳の冨安は、アビスパ福岡でプロデビューを飾った後、今年1月にベルギー1部のシント=トロイデンに移籍。今季は開幕から6試合連続出場と存在感を放つ。

「日本とベルギーのサッカーは違います。どちらかと言うとベルギーのほうが縦パスの距離が長くて、あまり(ボールを)運ばずに、受けてちゃんと止めて、そこから出すイメージ。とにかくテンポを求められる。強く蹴れるようになれと言われているし、縦パスの回数も増やせている。何より、試合に出続けることで自信もつくし、試合に出続けることは自分の成長と代表定着を見据えるうえで第一条件だと思います」

 CBにはDF槙野智章(浦和レッズ)とDF植田直通(セルクル・ブルージュ)のロシア・ワールドカップ(W杯)メンバーのほか、DF三浦弦太(ガンバ大阪)も控える。7日の紅白戦は植田とコンビを組み、札幌合宿中のミニゲームでは槙野の相棒も務めた。「代表に来る選手はみんな上手い」と先輩たちの実力を認めつつも、決して遅れを取っているとは思っていないという。

「初めて組ませてもらう先輩方ばかりですけど、そんなに大きな差はないとは思っています。僕の感覚もあるので、『こうしたい』と言いながらやらないといけない。ここに来たからには試合に出るチャンスはあるし、それをつかめるようにやるだけです」

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