Jリーグクラブも注目!? 契約最終年の「来夏“ゼロ円移籍”候補選手」を伊メディア選出

アメリカMLSのトロントFCで活躍しているFWジョビンコ【写真:Getty Images】
アメリカMLSのトロントFCで活躍しているFWジョビンコ【写真:Getty Images】

欧州クラブ所属選手以外ではMLSのジョビンコも契約最終年

 攻撃的な中盤やサイドアタッカーの選手では、PSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、トットナムのベルギー代表MFムサ・デンベレ、ユナイテッドのフランス代表FWアンソニー・マルシアル、アトレチコのアルゼンチン代表MFアンヘル・コレアを有力選手とした。さらには、ベンフィカのアルゼンチン代表MFエドゥアルド・サルビオ、ユナイテッドの元スペイン代表MFフアン・マタも、契約残り1年になっているとした。

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 前線での注目は、ニースと単年契約となったイタリア代表FWマリオ・バロテッリの名前が挙がり、チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーと「注目の2トップ」と表現された。また、イタリアのサイトとあって、アメリカMLSのトロントFCで活躍している元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコも契約の切れ目にあることを記している。

 ここに名前の挙がった多くの選手は、クラブが移籍金ゼロで手放すことを良しとしない有力選手であることは間違いない。一方で、冬の移籍市場の時期になれば他クラブによる来季に向けた直接交渉が解禁されるため、ゼロ円での移籍を前提に年俸交渉を行うことができる。そうなれば、現在彼らを保有するクラブは厳しい交渉を強いられることになる。

 本来であれば、今夏の移籍市場の期間に契約延長か移籍金を受け取っての放出かが判断されるべきだった選手もいるが、契約満了となれば金銭的なハードルが一気に下がるために争奪戦になることが間違いのない選手たちばかり。場合によっては、Jリーグクラブも獲得に手を挙げることも考えられる。シーズンがスタートしたばかりとはいえ、残り4カ月ほどの間に契約が更新されなければ、一気に“ゼロ円移籍”の注目株になる選手たちだけに、欧州メディアもその動向に注目しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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