CL出場を懸けた大一番でGKが凡ミス 「身震いするPK献上」に海外メディア注目
PAOKのGKパスハラキスがバックパスの対応誤り、相手に強烈タックルでPK献上
ギリシャ1部のPAOKは現地時間29日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ第2戦でポルトガル1部のベンフィカと対戦し、1-4で敗戦。合計スコア2-5で敗退を余儀なくされた。この試合、ベンフィカに勝ち越しゴールを与えてしまったのは、PAOK守護神だった。
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昨季ギリシャ・スーパーリーグを2位で終えたPAOKはCLプレーオフで戦う権利を獲得し、本大会出場を懸け、CL常連組でもあるポルトガルの名門ベンフィカに挑んだ。敵地での第1戦を1-1で終え、迎えたホームでの第2戦。1-1で迎えた前半25分に問題のシーンが起きる。
自陣ゴール前で味方DFがヘディングでバックパスするも、このプレーを読んでいなかったGKアレクサンドロス・パスハラキスはゴールラインを割ろうとするボールに食い下がり、自分の身を放り投げ、かろうじてボールをピッチ内に留めることに成功した。
だが、相手選手にそれを拾われてしまうと、気が動転したパスハラキスは頭から相手選手に強烈なタックルをお見舞いしてしまい、問答無用でPK判定に。これを決められ、逆転ゴールを与えてしまう格好となった。
米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」は、この一連のプレーについて「PAOKのキーパーが身震いするPKを献上」と見出しを打って特集し、「子供のみんなはこれを家で見る時は、注意しながら見るように」と注意を促がしている。
また、オランダのスポーツメディア「Sportnieuws.nl」も、「ハハハ! PAOKのGKはどんどん悪い方に向かっている」と見出しを打ち、「彼は壮大な大失態でしばらく眠ることができないだろう」と、致命的なミスにスポットライトを当てていた。
サッカーにミスは付きものではあるが、あまりにお粗末な対応によって勝ち越し点を許し、1-4と敗退したことを考えれば、PAOK側にとっては悔やみきれないワンプレーとなってしまった。