「レベルが違う」 U-19日本代表10番MF、柴崎岳に感銘「パススピードが一番速い」

安部は、日本代表メンバーのなかで感銘を受けた選手がいると告白した【写真:Football ZONE web】
安部は、日本代表メンバーのなかで感銘を受けた選手がいると告白した【写真:Football ZONE web】

日本代表のW杯試合を生観戦したU-19日本代表、10番を背負うMF安部が柴崎に衝撃

 U-19日本代表は、ロシア・ワールドカップ(W杯)に出場しているA代表チームに同行し、6月19日のW杯グループリーグ初戦コロンビア戦(2-1)や同24日の第2戦セネガル戦(2-2)を現地観戦した。U-19代表のロシア遠征メンバーで10番を背負ったMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)は、日本代表メンバーのなかで感銘を受けた選手がいると告白。「ちょっとレベルが違う」「すごいカッコいい」「ボールが一人違う」と憧れの声を挙げている。

 U-19日本代表は18日にロシアのカザンに入り、A代表の練習パートナーを務めつつ、現地で練習試合も実施した。これは日本サッカー協会(JFA)による初の試みで、2020年東京五輪や2022年カタールW杯での活躍が見込まれる世代にW杯を体感させ、刺激を与える狙いだという。JFAの田嶋幸三会長は「東京2020(五輪)の主力になってもらわないといけない世代」と期待を寄せている。

 W杯で激闘を繰り広げる日本代表の姿を現地で目の当たりにしたMF安部は、衝撃を受けた選手について「柴崎岳選手ですね」と即答した。MF長谷部誠とともに2ボランチを形成したMF柴崎はW杯全4試合に先発し、巧みなゲームメークを見せつつ、守備でもピンチの芽を摘むなど貢献。セネガル戦ではハーフウェーライン付近から絶妙なフィードをDF長友佑都に通し、MF乾貴士が決めたゴールの起点になった。さらに7月2日の決勝トーナメント1回戦ベルギー戦では絶妙なスルーパスを通し、MF原口元気の先制弾をアシストしている。

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