「レベルが違う」 U-19日本代表10番MF、柴崎岳に感銘「パススピードが一番速い」

柴崎のテクニックに驚愕 「インサイドで叩くボールが一人だけ違う」

「ちょっとレベルが違うと思う。走っている姿や表情を見ていて、すごいカッコいいと思いましたし、あのような選手になりたいと思った。プレーしていても人間性が分かる。人として素晴らしいんだろうなというのが伝わって来たので、ああいう選手になりたいなと思います」

 安部は柴崎の高い技術に驚愕したという。パスやトラップの基本となる「止めて蹴る」の水準に目を見張り、とりわけインサイドキックのボールスピードが別格だと指摘した

「身体の動き一つにしろ、トラップの置く位置にしろ、全然レベルが違う。もともとの“止めて蹴る”という技術の高さから生まれてくるものだと思う。僕も“止めて蹴る”をとにかく練習したらプレーの幅も広がると思う。柴崎選手はパスのスピードが代表のなかで一番速い。なかでもインサイドで叩くボールが一人だけ違う」

 安部はMF本田圭佑が経営に関わるS.T.FOOTBALL CLUBの出身でプロ第1号という経歴を持つ。瀬戸内高を経て2017年に鹿島入りすると、同年4月1日のJ1リーグ第5節大宮アルディージャ戦でプロ初出場を飾り、同年7月29日のJ1第19節ヴァンフォーレ甲府戦でリーグ戦初得点を挙げた。スピードに乗ったドリブルと卓越したテクニックを兼備する期待のアタッカーだ。

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