「悔いがないと言えば嘘」 MF香川、大逆転敗北に落胆「何が原因か分からない」

「負けたという現実ははっきりしている」

 試合後、取材エリアに現われた香川は、逆転負け直後の思いをそのまま口にした。ロシアW杯で全てを出し尽くす覚悟だったという。史上初のベスト8まで肉薄しながら、あと一歩のところで届かなかった。

「2-0までいって、70分まで勝っていてひっくり返されるっていうのは、これが実力。何が原因かは分からないですし、ただ負けたという現実ははっきりしている」

 後半20分に二枚同時替えで勝負を懸けたベルギーには焦りの色が如実に表れ始めていた。その4分後に1点を返され、流れが一変。5分間で2失点を喫し、日本も後半36分にMF本田圭佑とMF山口蛍を同時投入したが、劣勢の流れを変えることはできなかった。

「受け入れがたい結果ですし、でもまあこれが勝負の世界。彼らが最後1点多くとって勝ちきった。ただ自分たちは全てを尽くして戦い抜いた」 

 日本にとっては2-0からまさかの逆転負け。日本代表の10番は敗北の事実に大きなショックを受けていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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