香川真司、「蹴る気満々」PK成功で感情爆発を告白 「抑えるのが大変だった」

「ビッグクラブとやっていても、この初戦はちょっと違う雰囲気」

 PKキッカーについては決まっていなかったというが、香川は「自分で取ったので蹴る気満々だった」と話した。「もともと(本田)圭佑くんが蹴っていた」という大役を務めると、GKの動きを見極めて冷静に成功させた。「自分自身も練習をしていたので、上手く結果として現れたのは良かったのですね」と自信を見せた。

 日本は前半39分に直接FKを決められて一度は追いつかれたものの、後半28分には途中出場のFW本田圭佑の左CKから大迫がヘディングシュートを決めて勝ち越し。2-1で逃げ切り、アジア勢として初めてW杯本大会で南米の国を撃破した。

「4年に一度なので、このシチュエーションをどれに例えられるのかなと考えていた。やっぱり(DFB)ポカール決勝、CL(UEFAチャンピオンズリーグ)だったり。ビッグクラブとやっていても、この初戦はちょっと違う雰囲気だった。それを自分は自信に変えてやるしかなかった。いろんな感情が出てきましたけど、それを逆に抑えるのが大変でした。この1試合に集中すること、ピッチでいつも通りやり続けることだけを自分に言い聞かせて、そこのコントロールは大変でした」

 W杯初ゴールを決めた香川も、歴史的な勝利の感慨に浸っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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