W杯で“鬼門”南米勢を攻略できるか コロンビア戦で問われる「球際」と「応用力」

パラグアイ戦は2010年10月のアルゼンチン戦以来となる南米勢からの勝利となった【写真:Getty Images】
パラグアイ戦は2010年10月のアルゼンチン戦以来となる南米勢からの勝利となった【写真:Getty Images】

国際親善試合を含めても12日のパラグアイ戦は約8年ぶりの勝利

 14年のブラジルW杯では、コロンビアと激突した。連勝のコロンビアはすでに16強入りを決めており、前2試合からメンバーを入れ替えていた。

 ところが、17分にPKで先制されてしまう。岡崎慎司のヘッドで前半終了間際に追いつくが、後半はコロンビアの猛攻を浴びた。最終的なスコアは、06年W杯のブラジル戦と同じ1-4である。終盤にはW杯の最年長出場記録を塗り替えるために、GKファリド・モンドラゴンが途中出場する屈辱も味わわされた。

 あれから4年、仮想コロンビアとして組まれた直近のパラグアイ戦に、日本は4-2で勝利した。この勝利は10年10月のアルゼンチン戦以来、南米勢から奪った実に約8年ぶりの白星だった。

[近年の南米勢との対戦成績]
2010.10.08 アルゼンチン ○1-0(H) 国際親善試合
2011.06.01 ペルー △0-0(H) 国際親善試合
2012.08.15 ベネズエラ △1-1(H) 国際親善試合
2012.10.16 ブラジル ●0-4(N) 国際親善試合
2013.06.15 ブラジル ●0-3(A) コンフェデ杯
2013.08.14 ウルグアイ ●2-4(H) 国際親善試合
2014.06.24 コロンビア ●1-4(N) ワールドカップ
2014.09.05 ウルグアイ ●0-2(H) 国際親善試合
2014.09.09 ベネズエラ △2-2(H) 国際親善試合
2014.10.14 ブラジル ●0-4(N) 国際親善試合
2017.11.10 ブラジル ●1-3(N) 国際親善試合
2018.06.12 パラグアイ ○4-2(N) 国際親善試合

※H=ホーム、A=アウェー、N=中立地

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