サラー、“疑惑の主張”続けるラモスを一蹴 「笑える」「問題ないなんて言ってない」

サラーが疑惑の主張を続けるラモスを一蹴した【写真:Getty Images】
サラーが疑惑の主張を続けるラモスを一蹴した【写真:Getty Images】

一時はW杯出場が危ぶまれるも、順調な回復をアピール「ウルグアイとの初戦に出たい」

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、5月26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦でスペイン代表DFセルヒオ・ラモスに腕を巻き込まれたままピッチに打ちつけられ、負傷退場を余儀なくされた。その後、左肩の靭帯損傷と診断されたが、「先につかんだのはサラー」と弁明するラモスに対し、サラーは「笑える」とこれを否定している。スペイン紙「マルカ」が報じた。

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 ウクライナの首都キエフの夜は、サラーに残酷な現実を突きつけた。11年ぶりにCL決勝に駒を進めたが、前半25分にラモスに右腕を引っ張られる形でピッチに転倒して左肩を負傷。一度はピッチに戻ったものの、プレー続行不可能となり、同31分に涙を浮かべて途中交代となった。一時はワールドカップ(W杯)出場も危ぶまれたなか、全治3週間と診断され、初の大舞台に向けて懸命にリハビリを続けている。

「今では状態は良くなった。(15日の)ウルグアイとの初戦に出たい。でも、試合が近づいた時の状態次第だろうね」

 サラーは回復具合についてこう語ったという。CL決勝ではレアルに1-3と敗れ、「人生最悪」と心に深く刻まれるゲームとなったが、ラモスと交錯した悪夢の瞬間を振り返った。

「グラウンドに倒れた時には肉体的な苦痛、大きな心配、そしてCL決勝を戦えないという怒りと悲しみが巻き起こった。その後には、W杯にも出られないかもしれないと考えた。最悪な気持ちだったよ」

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