CL決勝のミスで失意のリバプールGK、イタリア3部クラブ「1年契約」提示で救いの手
CL決勝レアル戦で2失点絡んだGKカリウス、セリエCリミニが公式サイトで獲得の意思
リバプールのドイツ人GKロリス・カリウスはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリード戦(1-3)で二つの失点に絡むミスを犯し、涙に暮れた。ファンやメディアから大きな批判も浴びた守護神に対して、イタリア3部クラブから救いの手が差し伸べられているという。
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カリウスにラブコールを送っているのは、来季からイタリア3部のセリエCに昇格するリミニだ。同クラブのジョルジオ・グラッシ会長はクラブ公式サイトで失意のGK獲得の意思を明かした。
グラッシ会長は6月22日がカリウスの25歳の誕生日ということに触れ、「彼に誕生日のギフトとしてオファーを送りたい。ルミニFCとの1年契約だ。平静と自信、夢を追いかける強さを取り戻すのに理想的なクラブだ」とコメントを残している。
カリウスはビッグイヤーを懸けたレアル戦で、後半6分にスローイングを元フランス代表FWカリム・ベンゼマにカットされて先制点を献上。この不注意による失点が尾を引いたのか、後半38分にはウェールズ代表FWギャレス・ベイルの無回転ミドルシュートを自身の後方に逸してしまうミスも犯した。
試合後にはメディアや一部ファンからバッシングを浴び、不名誉な形で一躍脚光を浴びる格好となっている。そんな受難の時を迎えたカリウスにルミニFCというイタリアの小さなクラブが救いの手を差し伸べている。
リバプールは今オフにローマのブラジル代表GKアリソン・ベッカー獲得に動くとも言われている。背番号1を背負い、シーズン途中から正GKに君臨してきたカリウスの去就は果たしてどのような展開を迎えるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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