13年前のCL決勝で“奇跡”演じたリバプール元監督が分析 「今回のチームの方が…」
ベニテス監督が04-05シーズンのチームと現在を比較 「チームの価値も桁外れに高い」
リバプール元監督のラファエル・ベニテス氏が、今週末のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリード戦を前に、2004-05シーズンに自身の指揮で優勝を果たしたチームと比較し、今回のチームの方が強いと語っている。英紙「インディペンデント」など欧州メディアが報じている。
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ベニテス氏が率いたリバプールは、04-05シーズンのCLで決勝まで進出した。トルコのイスタンブールで行われたACミランとの決勝は、前半を終えて0-3という絶望的なビハインドだったが、後半に急きょ3バックに変更する采配も的中して一気に3得点。最終的にPK戦の末に勝利し、このゲームは「イスタンブールの奇跡」として今も語り継がれている。
ベニテス氏は当時のチームと今季のチームを比較し、「今回のチームの方が優れている」とした。その根拠は、前線のトリオにあると語っている。
「私の時には、前線で違いを作れる選手は1人だったが、今のリバプールには3人がいる。彼らは、1人で戦況を変える力を持っていて、違いを生み出すんだ。よく言われるが、確かに私の時は予算が2000万ユーロ(約26億円)ほどだったが、今は桁外れに多い。だが、チームの価値も桁外れに高まっているんだ」
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