長谷部、DFB杯優勝を呼んだ“瀬戸際タックル” 見事な決定機阻止に「やめて」の声も…
リーグ王者バイエルンを3-1で下し、20年ぶり5度目のタイトルを獲得
日本代表MF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトは、現地時間19日に行われたDFBポカール決勝でブンデスリーガ王者バイエルンと対戦。クロアチア代表FWアンテ・レビッチの2ゴールなどで3-1と勝利し、20年ぶり5度目の優勝を果たした。先発フル出場で貢献した長谷部は、現地紙の選手採点で「驚異的なパフォーマンス」と最高評価を受けている。
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フランクフルトは前半11分にレビッチのゴールで先制。後半8分にバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに同点ゴールを許し、相手に主導権を握られる展開だったが、そこから驚異の粘りを見せる。
後半37分、カウンターから抜け出したレビッチがこの日2点目をゲット。アディショナルタイムには、MFミヤト・ガチノビッチがダメ押しの3点目を奪った。長谷部は体を張った守備でチームを支えたが、なかでも特筆すべきは後半24分のプレーだった。
バイエルンのドイツ代表DFジョシュア・キミッヒが右サイドからクロスを上げると、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーがスルーしたところにフランス代表FWコランタン・トリッソが飛び込んできた。しかし、ペナルティーエリア内にいた長谷部がこれにいち早く反応。相手よりも先に球際に入り込み、右足でクリアに成功した。