リバプール、2戦合計7-6でローマ破り11年ぶりCL決勝へ! 3連覇狙うレアルと激突
第2戦に2-4敗戦も決勝進出、強力3トップは今大会合計29ゴールでCL歴代最高のトリデンテに
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2戦が現地時間2日に行われ、第1戦で5-2と大勝していたリバプール(イングランド)は敵地でローマ(イタリア)に2-4で敗れたが、2戦合計スコア7-6で2006-07シーズン以来11季ぶりの決勝進出を決めた。ウクライナのキエフで行われる決勝戦では前人未到の3連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)と激突する。
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序盤から攻め込んだのは逆転を狙うローマだったが、一瞬の隙を突いてリバプールが先制する。前半9分、MFラジャ・ナインゴランの横パスをさらったFWロベルト・フィルミーノがゴール前に持ち込み、左サイドのFWサディオ・マネへラストパス。セネガル代表ウインガーはGKとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。
これでリバプール自慢の3トップFWモハメド・サラー、フィルミーノ(ともに10得点)、マネ(9得点)は今大会合計29得点を記録。データ分析会社「オプタ」によれば、2013-14シーズンにレアル・マドリードの“BBC”、FWギャレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマ、FWクリスティアーノ・ロナウドが記録した28得点を抜き、CLで歴代最高のトリデンテとなった。
続く同15分、リバプールはDFデヤン・ロブレンのクリアがMFジェームズ・ミルナーに当たり、そのままゴールに吸い込まれる不運な形で1点を失った。しかし、同25分には左CKからローマFWエディン・ジェコのヘディングのこぼれ球を、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが頭で押し込んで勝ち越しに成功した。
これでリバプールも2点のアウェーゴールを奪取、ハーフタイムを迎えた時点での2戦合計スコアは3-7となり、追いかけるローマは後半に最低でも4得点が必要な状況となった。