なでしこJ、GK山下がPKのピンチでビッグセーブ! 豪州の猛攻受けるも0-0で後半へ

アジア2連覇をかけた大一番に挑むなでしこジャパン【写真:Getty Images】
アジア2連覇をかけた大一番に挑むなでしこジャパン【写真:Getty Images】

アジア連覇をかけて豪州と再び激突

 アジア2連覇をかけた大一番は、後半勝負になった。なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間20日、来年の女子ワールドカップ予選を兼ねた女子アジアカップ決勝でオーストラリアと対戦し、PKを献上する大ピンチもあったが0-0でハーフタイムを迎えた。

 日本はグループリーグ最終戦で1-1の引き分けに終わったオーストラリアとの再戦になった。その試合では、1-1となり準決勝進出が決まる状況となった後半41分から、両者がボール回しに終始したことが話題を呼んだが、決着をつけるべく、再び決勝の舞台で相まみえた。

 序盤から劣勢の日本はGK山下杏也加が主役になった。前半13分には至近距離でのシュート2連発をファインセーブで止め、2分後には自身のミスが絡んで与えたPKで伊賀FCくノ一に所属経験のあるMFエリース・ケロンドナイトのキックを読んでストップ。準決勝ではGK池田咲紀子に出番を譲った山下だったが、非凡なセービング力を見せつけた。

 その後も日本の守備陣にできるポジション間のギャップに選手が出入りするオーストラリアの攻撃に手を焼く日本は、なかなか自陣から抜け出せないシーンが続いた。それでも、PKストップを契機に少しずつ守備も安定し始め、日本も攻撃に出る場面を作り出していく。

 徐々にペースを取り戻した日本の決定機は同35分、FW岩渕真奈のラストパスに斜めのフリーランで抜け出したMF長谷川唯がシュートを放ったが、相手GKに弾き出されて惜しくもゴールはならず。立ち上がりに完全な劣勢に陥った日本だが、0-0でハーフタイムに突入した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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