ラストダンスを終えたランパード 「プレミアを夢見た一人の少年がいた」

物語は終わらない

 さらに、ランパードは、少し感傷的な言葉を重ね、こう語った。
「プレミアリーグを夢見た一人の少年がいた。そ して、その少年は地元のクラブであるウェストハムでプレーし、念願を叶えた。だけど、物語は終わらなかった。チェルシーというビッグクラブへの移籍を果たし、全てを勝ち取ることとなった。そして、マンチェスター・シティという素晴らしいクラブで、この物語に幕を下ろすことができたんだ」
 偉大な足跡を残した彼にふさわしいエピローグとなった。ただし、ランパードは来季、新たな舞台で新章の幕を開ける。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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