リバプールがスターリングの移籍金を英国史上最高額108億円に設定 

決定的な溝

 リバプールが、今季限りでの移籍を熱望しているイングランド代表FWラヒーム・スターリングの移籍金を6000万ポンド(108億円)に設定したと、地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 
 リバプールとの契約期間をあと2年残すスターリングは、21日に強化責任者のイアン・エアー氏に電話で移籍の希望を伝えたという。クラブ側とブレンダン・ロジャース監督は再三再四、スターリングの来季残留を主張しているが、代理人は「残留は絶対にない」と主張するなど、両者の溝は決定的になっている。
 そこでスターリング放出時には昨年、マンチェスター・ユナイテッドがアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア獲得時と、ほぼ同額で英国史上最高の移籍金となる6000万ポンドを設定したという。スピードは抜群ながらフィニッシュの精度に課題を持つ20歳の若武者に対しては、マンチェスター・シティ、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していると地元メディアは報じている。108億円を払う価値がスターリングにあるのか、各クラブとも吟味を重ねることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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