なでしこJに宿る“勝負勘” 豪州に序盤劣勢も「後半いける」、冷静にW杯切符つかむ

豪州戦は1-1の引き分けで、準決勝進出と8大会連続のW杯出場権を確保した【写真:Getty Images】
豪州戦は1-1の引き分けで、準決勝進出と8大会連続のW杯出場権を確保した【写真:Getty Images】

体を張った守備でゴールを死守 高倉監督「よく耐えてくれた」

 なでしこジャパン(日本女子代表)は、ヨルダンで開催されている来年の女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたAFCアジアカップ、グループリーグでB組2位となり、準決勝進出と8大会連続のW杯出場権を確保した。オーストラリアと1-1で引き分けた試合後の高倉麻子監督や選手には、ホッと一息といった表情が浮かんだ。

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 前半、日本は長身FWへのクロスボールを武器にしたオーストラリアに対してかなりの劣勢に立たされた。ゴール前で最終ラインの選手たちが体を張って防いだものの、いつゴールが陥落してもおかしくない展開だった。高倉監督は「前半は特に攻め込まれる時間が長かった。そういう展開は分かっていたので、そこは我慢。よく耐えてくれた」と選手たちを称えた。

 そして、センターバックに入った主将のDF熊谷紗希は「今までとは違うスピードやパワーを持った選手がたくさんいたので、そういう相手に裏だけは注意すること、センタリングに注意することを声をかけながらやっていた」と守備のポイントを話した。

 パワーを使って試合に入ったオーストラリアの足が止まることを感じていたと振り返ったのが、決勝アシストのMF長谷川唯だった。「前半の最後に良い流れで回せたので、後半はいけると話していた」という。そして後半18分、左サイドから縦に抜け出した長谷川は、中央のMF阪口夢穂に「見えていたので良いボールを転がすだけだった」というラストパスを供給。それを、阪口が冷静に蹴り込んだ。

 阪口は「大事なシーンでのパスミスが多かったので、点を取れてチームに貢献できて良かった」と安堵の表情だった。

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