ユーベ&レアル、“疑惑のPK判定”の裏で選手衝突! 出場停止処分の可能性が浮上
試合後の通路でレアルDFマルセロをはじめ複数の選手で口論が勃発
レアル・マドリード対ユベントスのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦は、波紋を呼ぶPK判定で決着がついた。選手、メディア、ファンの間で“疑惑の勝利”が議論となるなか、試合後のスタジアム内で両軍の選手が衝突し、出場停止が科される可能性が浮上したという。イタリア紙「ラ・レプブリカ」が報じている。
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ユベントスは本拠地での第1戦で0-3と敗れ、さらに得点源のアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが出場停止。極めて劣勢かと目されるなか、第2戦は劇的な展開を迎えた。クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが前半で2点を奪い、さらに後半にはフランス代表MFブレーズ・マテュイディがゴールを挙げ、2戦合計3-3に追いついた。
しかし、後半アディショナルタイムにレアルのスペイン代表FWルーカス・バスケスがユベントスのペナルティーエリア内で倒されてファウルと判定され、猛抗議したイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが退場処分。このPKをポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが決めて、レアルが土壇場で勝ち抜けを決めた。
マイケル・オリバー主審のPK判定は物議を呼んでいるが、試合後も選手たちは興奮が冷めやらなかったようだ。レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでは、ロッカールームへ向かうトンネルの中で選手たちが衝突して口論が勃発。同紙によると、レアルのブラジル代表DFマルセロが引き起こしたという衝突は激しいもので、欧州サッカー連盟(UEFA)が調査に乗り出しているという。
記事では、複数の選手に数試合の出場停止処分が科される可能性があるとしている。後味の悪さが残るだけでなく、UEFAの決定次第ではさらに影響が拡大しそうだ。