武藤所属のマインツ、U-23守護神の劇的バックヒール弾が話題 「ロナウドより美しい」
マインツⅡの20歳GKダーメンが後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールをマーク
FW武藤嘉紀が所属するマインツのU-23チームで劇的なゴールが生まれた。敗戦目前の試合終盤、敵陣に上がったGKが執念のバックヒール弾で同点に追いつき勝ち点1を獲得。海外メディアから「人生で最高のゴール」と称賛されるなど、反響を呼んでいる。
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驚きの一撃が生まれたのは、11日に行われたドイツ4部相当のレギオナルリーガ第23節、マインツⅡ対シュツットガルトⅡの一戦(1-1)だ。
ホームのマインツⅡは前半11分に先制を許し、その後もゴールを奪えない展開が続いた。1点ビハインドのまま迎えた後半アディショナルタイム、セットプレーのチャンスにGKフィン・ダーメンを上げて勝負を懸ける。
左サイドのゴールまで約40メートルの位置から放たれたFKは中央の混戦で流れ、ファーサイドのDFノア・コルツォウスキーがヘディングで折り返す。ワンバウンドしてゴール前に飛び込んだダーメンの背後に飛ぶと、20歳の守護神はとっさに体を捻って右足かかとでボールをヒット。倒れ込みながら放った一撃は、前に出ていた相手GKをあざ笑うかのようにゴール左隅に流れ込んだ。劇的な同点弾にダーメンを中心にマインツⅡの歓喜の輪が広がった。