サラー&フィルミーノ、“ヒール→ヒール→ノールック”の高速連係に称賛 「世界最強」
強豪シティを手玉に取る華麗なコンビネーションをCL公式ツイッターが紹介
リバプールは現地時間10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2戦でマンチェスター・シティに2-1で勝利。2戦合計スコア5-1で10年ぶりの準決勝に駒を進めた。名将ペップ・グアルディオラから同一シーズンで3勝した史上初のチームとなるなど相手を圧倒したなか、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーとブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのコンビネーションに「世界最強」の声が上がっている。
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本拠地アンフィールドでの第1戦を3-0でモノにしたリバプールは、前半2分にシティのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスにゴールを奪われたが、そこから見事に立て直しに成功した。
1点ビハインドで迎えた後半11分、セネガル代表FWサディオ・マネの突破からこぼれ球を拾ったサラーがループシュートで同点弾。さらに、後半32分にはシティが前掛かりになった隙を突いてフィルミーノが追加点を奪って勝負を決めた。
CL公式ツイッターは、リバプールが見せたあるワンシーンにフォーカス。CBのクロアチア代表DFデヤン・ロブレンが前線に縦パスを供給すると、サラーが直接ヒールで流して後方のフィルミーノへ。背番号9は中央側に反転してカットインすると見せかけ、背後を駆け上がったサラーにバックヒールでボールを渡し、今度は“お返し”とばかりにペナルティーエリア内右に侵入したフィルミーノにノールックでパスを通した。
センターサークル付近から敵陣ペナルティーエリア内まで約40メートルの距離を、パス3本、わずか7秒で突破。流れるような連係に、CL公式ツイッターが「このフィルミーノとサラーのコンビネーション」と脱帽するように綴ると、コメント欄には「世界最強」「ブラジルとエジプトの最高コンビ」「超高速ユニット」「純粋に美しいと思った」「サラーとフィルミーノは一流のクオリティー。現在最高のデュオだろう」と賛辞が並んだ。
サラーとフィルミーノの強力デュオ、さらにはマネを加えた3トップは、10年ぶりに進出した準決勝でもリバプールの大きな武器になりそうだ。