「W杯行き何人?」 日本で奮闘の韓国人Jリーガーに現地紙注目、代表監督も視察

(左から)GKキム・ジンヒョン、DFチャン・ヒョンス、MFキム・ボギョン【写真:Getty Images】
(左から)GKキム・ジンヒョン、DFチャン・ヒョンス、MFキム・ボギョン【写真:Getty Images】

Jリーグに対する関心が薄れていると分析も「今季は注目の韓国人Jリーガーが多い」

 6月のロシア・ワールドカップ(W杯)が迫り、各国の最終メンバー23人の選考も佳境を迎えている。日本も大きな注目を集めているなか、同じアジアの舞台から挑む韓国もその例外ではない。韓国紙「スポーツソウル」は「韓国人Jリーガー、ロシアW杯行きは何人?」と日本で奮闘する韓国人プレーヤーに注目。ロシアW杯に向けて「注目に値する韓国人Jリーガーが多い」と記している。

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 同記事では「Jリーグは今年で創設25周年を迎えた」と切り出し、今季のJ1リーグからJ3リーグまで計54チームに所属する韓国人選手について言及。「Jリーグが開幕前に発表した今シーズンの登録選手によると、韓国人選手はなんと51人。国別の外国籍選手の分布を見ると、65人のブラジルに続き二番目に多い。Jリーグで韓国人選手には欠かせない存在となった」と、Jリーグにおける勢力図について触れている。

 Jリーグに初進出した韓国人選手として元同国代表MFノ・ジュンユンの名前を挙げると、「Kリーグ(韓国サッカーリーグ)を経ずに日本へ渡った彼は韓国人から『裏切り者』と非難を受けた」と韓国人Jリーガーの歴史を紐解く。その後はFWコ・ジョンウン、DFホン・ミョンボ、FWファン・ソンホン、MFユ・サンチョルなど代表クラスが続き、その道が拡大。さらに「パク・チソンの成功事例のおかげで、Jリーグは韓国人有望株の発掘に乗り出し、韓国人選手たちも大学とKリーグを経ずに日本へ進出できるようになった」と続けている。

 2010年以降もKリーグを経ずにJリーグへ進出する選手が増えたとしながらも、「ニュースになるスター選手の減少」を理由に「ここ数年間、韓国のマスコミとサッカーファンのJリーグへの関心が薄れているのは事実である」と現状を分析した。だが、「今シーズンは、注目に値する韓国人Jリーガーが多い」という。

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