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スコットランド代表MFに悶絶の悲劇 一発退場の“股間タックル”被害「残忍すぎる」
セルティック主将ブラウンが股間をスパイクで踏みつけられ、相手にはレッドカード
スコットランド1部リーグで、痛々しいシーンが発生した。ドリブルで持ち上がってバランスを崩した際、股間をスパイクで踏みつけられて選手は悶絶。ファウルを犯した選手には一発退場が命じられ、「残忍すぎる」「恥ずべき」と反響が広がっている。
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現地時間3月31日に行われたセルティック対ロス・カウンティ戦(3-0)でその場面は起こった。
セルティックは前半25分、フランス人FWムサ・デンベレがPKを決めて先制。1点リードで迎えた同39分、自陣でボールを奪うとボランチで主将のスコットランド代表MFスコット・ブラウンがドリブルで一気に持ち上がる。しかし、後方からロス・カウンティFWビリー・マッケイの激しいチャージを受けると、センターサークル左でバランスを崩して転倒。進行方向で待ち構えていた相手DFアンドリュー・デイビスの右足が、ブラウンの左鼠径部から股間にかけて踏みつける形になり、ブラウンは痛みのあまりピッチを転げ回った。
スパイクのポイントが直撃する危険なプレーに、スティーブ・マクレーン主審は迷わずデイビスにレッドカードを提示して退場を命じた。英紙「デイリー・メール」が「危険なチャレンジ」と伝えると、英紙「デイリー・レコルド」は「残忍すぎるタックル」と速報。英紙「デイリー・テレグラフ」も、セルティックのブレンダン・ロジャース監督がデイビスのプレーに対して「恥ずべき」「私が今まで見た中でワースト」と非難したことを紹介している。
32歳のブラウンは鍛え上げた肉体を武器に、接触プレーを恐れない闘志あふれるプレーが特長。先日はタックルを連続で受けながらも起き上がり、筋肉を誇示するように咆哮する姿が話題となったが、英公共放送「BBC」公式ツイッターが「アウチ!」(痛い)と綴ったように、さすがのブラウンも“男の弱点”への一撃はこらえ切れなかったようだ。