ドルトムントMF、衝撃の0-6大敗で独王者に脱帽「バイエルンのほうが上のクラス」
バイエルンに大敗、シュテーガー体制のドルトムントがリーグ初黒星
MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間3月31日に行われたブンデスリーガ第28節で王者バイエルン・ミュンヘンに0-6で大敗した。ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルは「単純にバイエルンのほうが上のクラスにいた」と脱帽し、その実力を称えている。ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が報じた。
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敵地に乗り込んでの一戦とはいえ、あまりに一方的なゲームとなった。香川やドイツ代表FWマルコ・ロイスを欠いたドルトムントは開始5分で元ドルトムントのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに先制点を許すと、前半のうちに大量5失点。後半にはレバンドフスキにハットトリックを達成され、為す術なく0-6で敗れ去った。
「単純にバイエルンのほうが上のクラスにいた」
前半途中から途中出場したヴァイグルはピッチ上でその差の大きさを痛感していた。「僕らには多くても1、2回しかチャンスはなかったが、バイエルンには8、9回あった。何もできなかった」。厳しい現実を突きつけられたが、 そのクオリティーの高さを認めざるを得なかった。
「タフな結果だ。僕らにはプランがあり、ミュンヘンでそれを成し遂げたかったが、それにはもっと勇敢に戦う必要があった。試合の前からナーバスになっていたらチャンスはない」
上位争いだったはずが、大差がついた今回の「デア・クラシカー」。昨年12月に就任したペーター・シュテーガー監督にとってはこれがドルトムントでのリーグ戦初黒星となった。対バイエルンは今季3戦3敗だが、0-6というスコアはあまりに衝撃的だった。
この試合の結果、3位のドルトムントは2位の宿敵シャルケにも4ポイント差をつけられた。4位のRBライプツィヒもわずか勝点2差で背後から迫るが、この大敗のショックを払拭することはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)