日本代表「ポジション別最新序列」 ロシアW杯“23人枠”を巡るサバイバルの行方は?

欧州遠征で評価を高めたのは二人のみ

 3月シリーズでの評価を高めたと言えるのは、FW中島とGK中村の二人のみだろう。大島は指揮官から賛辞を浴びたが、負傷交代による“怪我がち”という面で相殺された印象だ。それ以外の選手は現状維持、そして評価を下げている。ただし序列的に考えれば大きな変動は少なく、“今遠征招集”という事実を受けてわずかに上下動した選手が見えた程度だ。

 日本代表は3月遠征の2試合を経て、チームスタイルに対する意見の相違という根幹に関わる問題も浮上しており、W杯開幕まで残り3カ月を切ったなかで困難に直面している。当面は5月14日に期日を迎えるW杯予備登録メンバー35人入りを目指して、各自が所属クラブで研鑽に励む。代表戦は同30日のガーナ戦までなく、その一戦が翌31日に予定されているW杯メンバー23人発表直前の最終選考の場となる。

【今後の予定】
5月14日 ロシアW杯・予備登録メンバー35人FIFA提出期日
5月30日 ガーナ戦(キリンチャレンジカップ/日産スタジアム)
5月31日 ロシアW杯・日本代表登録メンバー23人発表(予定)
6月4日 ロシアW杯・本大会登録メンバー23人FIFA提出期日
6月8日 スイス戦(国際親善試合/スイス/スタディオ・コルナレド)
6月12日 パラグアイ戦(国際親善試合/オーストリア/チボリ・シュタディオン)
6月19日 ロシアW杯第1戦・コロンビア戦(モルドヴィア・アリーナ)
6月24日 ロシアW杯第2戦・セネガル戦(エカテリンブルク・アリーナ)
6月28日 ロシアW杯第3戦・ポーランド戦(ヴォルゴグラード・アリーナ)

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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