ドルトムント香川、月末の大一番バイエルン戦も欠場か 指揮官が明言「賭けはしない」

ドルトムントの日本代表MF香川真司【写真:Getty Images】
ドルトムントの日本代表MF香川真司【写真:Getty Images】

離脱が長引いて日本代表のベルギー遠征も落選 戦線復帰は4月以降か

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、足首の負傷によって2月10日のリーグ第22節ハンブルガーSV戦を最後に約5週間に渡って戦線離脱を強いられている。代表ウィーク明けには首位バイエルンとの大一番を控えるなかで、香川とドイツ代表FWマルコ・ロイスは欠場となりそうだ。ペーター・シュテーガー監督がドイツ紙「ルール・ナハリヒテン」主催のトークイベントで語った。

 香川はハンブルガーSV戦の試合途中で着地の際に右足を負傷。足首の負傷と伝えられているが、当初の予想を上回る長期離脱となっている。さらに、昨年受けた右膝後十字靭帯の手術から復帰したばかりのロイスも3月15日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のザルツブルク戦で内転筋を負傷。前節ハノーファー戦を欠場するなど無念の再離脱となった。

 今月末の31日にはバイエルンとの上位直接対決を控えるが、代表選出から漏れたこの二人は引き続きピッチ外から試合を眺めることになりそうだ。香川とロイスの復帰について質問を受けたシュテーガー監督は「私は賭けはしない」と語り、リスクを伴う起用はないと明言している。

 ロシア・ワールドカップ前の貴重なアピールの場となる日本代表のベルギー遠征に不参加となるなど、香川は昨年11月以降メンバー落ちが続いている。サムライブルーの10番を背負い続けてきた魔法使いは、コンディションを取り戻すことができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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