PSGの“ホーム不敗神話”崩壊 CL王者レアルに敗れ、無敗記録は「51」でストップ
CL16強第2戦で1-2敗戦 英メディアは本拠地で約2年ぶりの黒星と報道
不敗神話がついに崩壊した。パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間6日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメン1回戦の第2戦でレアル・マドリードと対戦し、1-2で敗れた。これにより3シーズンにわたって続いていた本拠地パルク・デ・プランスでの不敗記録が「51」でストップした。
敵地での第1戦を1-3で落としていたPSGは最低でも2-0での勝利が必要な状況だったが、ブラジル代表FWネイマール不在により厳しい戦いが予想された。すると後半6分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにゴールを許し、窮地に追い込まれた。
同21分には司令塔のイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが2枚目のイエローカードを受けて痛恨の退場。同26分にウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが反撃のゴールを奪うも、その9分後にブラジル代表MFカゼミーロに決められて万事休す。第2戦も1-2で落とし、2戦合計2-5で敗れた。
PSGが本拠地で黒星を喫したのは、2016年3月20日のモナコ戦(2015-16シーズンのリーグ・アン第31節/0-2)以来約2年ぶりとなった。英サッカー専門メディア「Squawka」によれば、ホーム無敗記録は「51」で途絶えた。今季はここまで19戦全勝という圧倒的な強さを誇っていたが、CL王者レアル相手に不敗神話は崩れ去った。
昨季はCL決勝トーナメント1回戦でバルセロナと対戦。ホームで4-0と勝利しながら、第2戦を1-6で落とす大逆転劇を食らったPSG。今季もスペインの強豪を前に屈する結果となった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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