パチューカ本田、“再生の秘密”を現地メディア分析 「偉大な挑戦は“王者の冠”になる」

移籍当初は地元サポーターの反応も複雑、期待されたパフォーマンスに届かず

 パチューカFW本田圭佑は昨季限りでセリエAの名門ACミランと契約満了になり、メキシコに新天地を求めた。リーガMX(メキシコリーグ)後期リーグで4得点4アシストと攻撃を牽引しているが、現地メディアは本田について「想定外の再生」と特集している。

「リーガMX トゥソス(パチューカの愛称)の日本人は、後半戦最高の選手の一人。メキシコにおけるケイスケ・ホンダの想定外の再生の秘密」

 こう取り上げたのは、スペイン紙「マルカ」メキシコ版だった。31歳の本田がメキシコにやって来た時、地元サポーターの反応は複雑だったという。

「30歳を過ぎたメキシコの冒険で日本人からは前向きなパフォーマンスを期待していなかった」

「日本人のプレーは、日本代表やミランで見せていたドリブルやゴールを期待していたサポーターを魅了しなかった」

 記事では、パチューカ移籍当初を振り返っている。しかし、チームは本田の活躍を待った。そして、昨年12月のFIFAクラブワールドカップ(W杯)でその時を迎えた。

 

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