UEFA会長、来季CLでVAR導入見送り明言 判定精度“98.9%”も「多くの混乱がある」

FIFAはロシアW杯でVAR導入の意向も…UEFA会長は「急ぐべきではない」と慎重

 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でビデオ・アシスタント・レフリー(VAR)を導入しない考えであることを明言した。英公共放送局「BBC」などが報じている。

 2016年末に日本で行われたクラブ・ワールドカップにおいて、FIFA主催大会で初めて使用されたVAR。現在ではドイツやイングランドでも導入が始まっている。また、FIFAは6月に開幕するロシア・ワールドカップでも導入する意向を示している。

 しかし、UEFAのチェフェリン会長は「来季のCLでは(VAR)を使用しない」と明言。「良いプロジェクトではあるものの、急ぐべきではない」とVARの導入に慎重な構えを見せている。将来的な導入に否定的ではないものの、現時点では「多くの混乱がある」と指摘した。

 サッカーのルール制定などを担う国際サッカー評議会(IFAB)が先月発表したレポートによれば、過去2年間に世界中で行われたVARの運用テストの結果、判定の正確さは98.9%だったという。誤審を減らす目的においては高い効果を生み出している。

 その一方で、映像チェックのたびにプレーが途切れることで試合の流れを止めてしまうという批判も噴出している。賛否両論のなかでUEFAはVAR導入を先送りにし、FIFAとは異なる見解を示した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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