PSVがデパイの獲得を望むマンUに提示する条件とは…

ヤヌザイの期限付き移籍を交渉の条件に

 マンチェスター・ユナイテッドが、PSVのFWメンフィス・デパイを獲得するため、MFアドナン・ヤヌザイを譲渡する可能性が浮上している。英メディア「talk SPORT」が報じている。
 デパイは、今季リーグ戦21ゴールを挙げ、PSVに7年ぶりのリーグ優勝をもたらす立役者となった。
 ルイス・ファン・ハール監督は、昨年まで指揮していたオランダ代表で多くの時間を過ごした若きアタッカーの獲得を熱望していると言われている。今夏の補強ターゲットとして、リストアップしているもようだ。
 しかし、デパイに対しては、他のビッグクラブも熱視線を送っており、リバプールに関しては既にイングランド国内で交渉の場を設けたと伝えられている。
 パリ・サンジェルマンも、その動向を追っているといわれ、争奪戦は激化必至と見られている。しかし、PSVのスポーツ・ディレクターを務めるマルセル・ブランズ氏がマンUに対してデパイ獲得で優 位に立つためのヒントをほのめかした。
「ヤヌザイのような素晴らしいプレーヤーは、チャンピオンズリーグの舞台に立つことを望むだろう。一時的な移籍でそのチャンスを得るというのは一つの手だろう」
 PSVはデパイを売却した際、新たなアタッカーの確保に動かなければならない。そこでヤヌザイに白羽の矢を立てたのだろう。ヤヌザイのレンタル移籍を交渉の条件に盛り込む可能性が高いと伝えられている。ヤヌザイは今季マンUでの先発出場が8試合に留まっている。指揮官からの信頼を得ることができていないため、このトレード移籍は現実味を帯び始めている。
【了】
サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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