不満殺到で嘆願書7万超! 井手口移籍の英リーズ、衝撃デザインの新エンブレム採用延期

ファンから「ひどい」「恐ろしい」など批判が相次ぎ、再協議する決断を下す

 今冬の移籍市場で日本代表MF井手口陽介が移籍した英2部のリーズ・ユナイテッド(今季終了までレンタルでスペイン2部クルトゥラル・レオネサへ移籍)。トップリーグ優勝三度を誇る古豪はチームのエンブレムを変更したが、そのデザインにサポーターからの不満が殺到。2019-20シーズンまで新エンブレムの採用を延期することを決定したという。英公共放送「BBC」が報じた。

 今年1月に発表された新エンブレムは、選手が握り拳を胸の前に掲げてクラブに忠誠を誓う「リーズ・サルート」と呼ばれるポーズを象ったものだった。しかし、これに対して「ひどい」「衝撃的」「恐ろしい」など、多くのサポーターが悲鳴を上げていた。記事によれば、7万7000人以上の人々がデザイン変更を求める嘆願書に署名。その後、1200以上の新たなデザイン案がサポーターから届いていたという。

 リーズは22日、この先100年間の使用を見据えていた新エンブレムの採用を2019-20シーズンまで延期することを公式サイトで発表。改めて協議し、今季の後半にもう一度投票を行う。

 声明では「私たちは忠実で情熱的なファンが、今後100年間、チームとして誇ることができるエンブレムを選んでくれることを楽しみにしています」とし、「全てのファンに感謝を示したい」と思いを綴っている。

 新エンブレムの変更を求めるという異例の騒動は、延期が決まってひとまず収束するだろう。果たして、新たにどんなデザインが候補となるのか、目が離せないところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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