仰天の“20m弾丸オウンゴール”、サッカーの母国の見解は? 「歴代ワースト」「阻止不能」

UAE1部アル・ダフラDFアブドラ、矢のようなオウンゴールの反響はついに英国へ

 UAE1部のガルフリーグで、自陣内のこぼれ球をクリアしようと蹴ったボールが、矢のような弾道で味方GKが守るゴールに突き刺さった。ファンから「悪魔が住んでいた」と驚きの声が上がり、オランダやアルゼンチンでも話題となった仰天オウンゴールの一報は、ついに“サッカーの母国”にも到達。英紙「ザ・サン」は、「歴代ワーストのオウンゴールのひとつ」と報じた。

 アル・ダフラのDFヤーセル・アブドラは今や“時の人”だ。

 2月3日に行われた敵地アル・ジャジーラ戦(1-3)の後半28分、アル・ダフラは自陣のペナルティーエリア付近まで攻め込まれ、ルーズボールとなった瞬間だった。自陣に戻りながらの体勢で前線へのクリアが難しい状況下、足を出した相手に当てようとしたのか、アブドラは右足を一閃。しかし、ジャストミートしたボールは相手の下を通過して猛スピードで自陣ゴールへ向かい、懸命にセーブを試みた味方GKも及ばずにゴール右隅に突き刺さった。

 アブドラの衝撃弾にGKも両手を広げて唖然。本人も先制点を献上するオウンゴールが決まると頭を抱えて悔やんだ。UAEテレビ局「アブダビ・スポーツ」公式ツイッターが動画付きで紹介すると、ファンから「悪魔が住んでいた」「天罰だな」と同情交じりのコメントが殺到。アルゼンチン紙「Diario Popular」が「2018年の忘れがたい出来事の一つとなった」、オランダメディア「sportnieuws」が「DFがボールを鮮やかに打ち込む……自分のゴールに」と伝えるなど海外メディアを賑わせていたが、ついには“サッカーの母国”であるイングランドでも報じられている。

 

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